開始タグ及び終了タグを仕様に準じて使用していることを確認する

達成方法に関する重要な情報

これらの達成方法 (参考) の使用法及び、それらが WCAG 2.1 達成基準 (規定) とどのように関係するかに関する重要な情報については、WCAG 達成基準の達成方法を理解するを参照のこと。適用 (対象) セクションは、その達成方法の範囲について説明しており、特定の技術に関する達成方法があるからといって、WCAG 2.1 を満たすコンテンツを作成する際に、常にその技術が使用可能であるわけではない。

適用 (対象)

HTML 及び XHTML

これは達成基準 4.1.1: 構文解析 (書かれていない達成方法を満たす手段として十分、H93: ウェブページの id 属性値が一意的 (ユニーク) であるようにする 及び H94: 要素には重複した属性がないようにするとともに) に関する達成方法である。

解説

この達成方法の目的は、支援技術がコンテンツを解析するときに生じる (ことで知られている) 基本的なエラーを回避することである。このエラーは、コンテンツが、仕様に準じて用いられていない開始タグや終了タグを含むときに起こる。HTML あるいは XHTML のメカニズムをウェブコンテンツ技術やウェブコンテンツ技術のバージョンを特定するために用いたり、このようなタイプのエラーがないようにウェブページを制作したりすることで回避できる。バリデーターにはコンテンツ開発者が利用可能なものがいくつかあり、バリデーターのレポートではこのようなタイプのエラーが指摘される。この達成方法は、間違って形成された開始タグと終了タグに関連するエラーのみを対象としている。文書型宣言は、この検証では必ずしも必要ではないが、文書型宣言をしておくことでバリデーターを活用しやすくなる。

事例

例 1: HTML

HTML ページが文書型宣言を含んでいる (!DOCTYPE として示されることが多い)。コンテンツ開発者はオフライン又はオンラインでバリデーターを利用できる (下記の参考リソース参照)。バリデーターでは、すべての id 属性の値が一意的で、かつ開始タグと終了タグが仕様に準じて用いられていることをチェックできる。

注記

どの要素が終了タグを必要とするかの仕様が、HTML5 の導入とともに変更された。

例 2: XHTML

XHTML その他の XML ベースの文書同様に、XHTML 文書は、文書型定義 (DTD) や他のタイプの XML スキーマを参照する。コンテンツ開発者はオンライン又はオフラインでバリデーターを利用でき (エディターに組み込まれているバリデーションツールを含む)、開始タグや終了タグが仕様に準じて用いられていることをチェックする。

例 3: 検証のフレームワークを用いる

ウェブサイトが静的なページではなく、HTML 又は XHTML のページが動的に生成されるときは、コンテンツ開発者は XHTMLUnitXML Test Suite 又は類似のフレームワークを用いて生成される XHTML コードのチェックを行うことができる。

参考リソース

この参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。

G134: ウェブページをバリデートするの参考リソースを参照のこと。

検証

手順

  1. 終了タグが必要なすべての要素に対して、終了タグがあることを確認する。
  2. 終了タグが禁止されているすべての要素に対して、終了タグがないことを確認する。
  3. 入れ子になっているすべての要素の開始タグと終了タグが正しく入れ子になっていることを確認する。

期待される結果

#1、#2、及び #3 の結果が真である。