達成基準 1.3.4 の失敗例 - 表示の向きを縦向き (portrait) 又は横向き (landscape) に固定している

達成方法に関する重要な情報

これらの達成方法 (参考) の使用法及び、それらが WCAG 2.1 達成基準 (規定) とどのように関係するかに関する重要な情報については、WCAG 達成基準の達成方法を理解するを参照のこと。適用 (対象) セクションは、その達成方法の範囲について説明しており、特定の技術に関する達成方法があるからといって、WCAG 2.1 を満たすコンテンツを作成する際に、常にその技術が使用可能であるわけではない。

適用 (対象)

この達成方法は、達成基準 1.3.4: 表示の向き (失敗) に関連する。

解説

この達成方法の目的は、コンテンツの表示を単一の向きに制限することが、コンテンツの複数の向きでの表示を妨げて、どのように失敗となるのかを説明することである。コンテンツが特定の向きに制限されて提示されている場合、利用者は、コンテンツ制作者が課した向きでコンテンツを表示するようにデバイスを向けなければならない。利用者の中には、デバイスを固定された向き (例えば、電動車椅子のアームの上など) で取り付けている人もいて、その向きでコンテンツを見ることができない場合、利用者にとって問題が生じてしまう。

特定の向きが、コンテンツの操作及び表示に必要不可欠と判断される場合は、この達成方法 (失敗例) は適用されない。

事例

検証

手順

  1. コンテンツを横向き (landscape) で開く。コンテンツの表示がこの向きに合っていることを確認する。
  2. コンテンツを縦向き (portrait) で開く。コンテンツの表示がこの向きに合っていることを確認する。
  3. コンテンツの表示及び操作に、縦向き (portrait) 又は横向き (landscape) による表示が必要不可欠かどうかを確認する。
  4. コンテンツ、ユーザエージェント、オペレーティングシステム、又はデバイスの中に、表示の向きの変更を制限又は許可するコントロールがある場合、そのコントロールが手順 1 と手順 2 を真にするように設定できるかどうかを確認する。

期待される結果

  • 手順 #1 又は #2 が偽であり、かつ、#3 及び #4 が偽である場合、この失敗条件が適用され、コンテンツは達成基準を満たさないことになる。