WCAG 2.0 達成方法集

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H45: longdesc 属性を用いる

達成方法に関する重要な情報

これらの達成方法 (参考) の使用法及び、それらが WCAG 2.0 達成基準 (規定) とどのように関係するかに関する重要な情報については、WCAG 達成基準の達成方法を理解するを参照のこと。適用 (対象) セクションは、その達成方法の範囲について説明しており、特定の技術に関する達成方法があるからといって、WCAG 2.0 を満たすコンテンツを作成する際に、常にその技術が使用可能であるわけではない。

適用 (対象)

短いテキストによる代替では説明しきれない画像を含む HTML 及び XHTML 文書

これは、次の達成基準に関連する達成方法である:

ユーザエージェント及び支援技術によるサポート

H45 に関するユーザエージェントサポートノートを参照のこと。

解説

訳注: WAIC では H45 に関するアクセシビリティ・サポーテッド(AS)情報を提供している。

2014 年 6 月版のアクセシビリティ・サポーテッド(AS)情報: H45 では、「達成不可能」と評価されている。WAIC はウェブ制作者がこの達成方法を使用することを推奨しない。

この達成方法の目的は、短いテキストによる代替では画像の機能や情報が十分に伝達できない場合に、longdesc 属性でのファイル指定によって情報を提供することである。longdesc 属性には URI を指定する。これは非テキストコンテンツの詳しい説明を含む目的地を意味する。

制作者は、テキストを別のリソースまたはページ上の画像にテキストを含めることで、画像の説明を提供できる。別のリソースを用いて説明することの利点は、同じ画像を複数のインスタンスで簡単に再利用できることにあり、元となるドキュメントにページ上の視覚的なノイズを加えず、説明の最終点を利用者に明確にすることにある。画像と同じページに説明を提供する利点は、すべての利用者が説明にアクセスできることにある。ページ上のメソッドの制限は、複数の説明を単一の別ページに提供することと同様に、現在の longdesc 属性の実装サポートでは、長い説明文の最終点を識別できないということである。制作者はどこで説明文が終わるかを識別する定型文を提供することによって解決ができる。

事例

事例 1: longdesc 属性を用いて別のリソースに含まれた長い説明文を参照する。

コード例:

<p><img src="chart.gif" alt="複雑な図" longdesc="chartdesc.html"/></p> 

事例 2: longdesc 属性を用いて同じページに含まれた長い説明文を参照する。

コード例:

<img longdesc="thispage.html#desc" alt="購読者数の折れ線グラフ" src="http://www.company/images/graph.png">
<div id="desc">
<h3>長い説明文: 購読者数の折れ線グラフ</h3>
<!-- すべてのグラフ説明文 -->
<p>長い説明文の終点.</p>
<div>

参考リソース

この参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。

検証

手順

  1. longdesc 属性を指定した img 要素がある。

  2. longdesc 属性の値が、存在するリソースの有効な URI である。

  3. URI で指定されたコンテンツには、関連付けられたオリジナルの非テキストコンテンツの詳しい説明が含まれている。

期待される結果

この達成方法が「十分な達成方法」の一つである場合、この手順や期待される結果を満たしていなければ、それはこの達成方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の達成方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。