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3.1.2 一部分の言語の達成基準

  • 「固有名詞、技術用語、どの言語なのか不明な語句、及びすぐ前後にあるテキストの言語の一部になっている単語または語句」を満たす場合は例外とありますが、一般的にフッタによく見られるコピーライトに関する記述、具体的には「Copyright XXXX 2014 All rights reserved.」は例外でしょうか?また日本語コンテンツのページで、たとえば英語で書かれたコンテンツへのテキストリンクに「English」というラベルを用いている場合、その「English」にもlang属性が必要でしょうか?

    日本語のコンテンツの一部に英語のテキストが含まれているような場合、適切なlang属性が指定されていれば、スクリーンリーダーは主要な部分を日本語用の音声合成エンジンで読み上げ、英語で書かれている箇所だけ英語の音声合成エンジンに切り替えて読み上げる、といったことが可能になるかも知れません。

    逆に言えば、そのような処理が不適切な部分については、個別にlang属性を指定する必要はありません。ご指摘のように、この達成基準の例外として、「固有名詞、技術用語、どの言語なのか不明な語句、及びすぐ前後にあるテキストの言語の一部になっている単語または語句」などが挙げられていますが、これらは、他の言語として読み上げるような動作がそもそも適切ではないものです。

    最初の例示にあります「Copyright XXXX 2014 All rights reserved.」については、これが英語として読まれるべきか、日本語として読まれるべきか、という点が焦点となりますが、どちらであっても意味が伝わらなくなるということはないでしょう。ただし、XXXXの部分が英語として読まれないと意味が通じなくなるような単語である場合は、言語を指定したほうが望ましい可能性はあります。

    別の言語で書かれたコンテンツへのリンクラベルに用いられる「English」「中文」といった単語については、それらが個々の言語の利用者に向けたものであり、それぞれの言語で発音されることが適切であると考えます。従いまして、言語を指定したほうが望ましいといえるでしょう。

    ただし、いずれの場合も、言語の指定がないからと言って意味が通じなくなるとまでは言えず、指定がなかったとしても大きな問題はないとも言えます。