WCAG 2.0 実装方法集

メインコンテンツへスキップ

-

H45: longdesc属性を用いる

適用(対象)

短い代替テキストでは説明しきれない画像を含むHTML及びXHTML

これは、次の達成基準に関連する実装方法である:

ユーザーエージェント及び支援技術によるサポート

古い支援技術の中は、longdesc属性をサポートしていないものもある。

解説

この実装方法の目的は、短い代替テキストでは画像の機能や情報が十分に伝達できない場合に、longdesc属性でのファイル指定によって情報を提供することである。longdesc属性にはURIを指定する。これは非テキストコンテンツの詳しい説明を含む目的地を意味する。

事例

事例 1

コード例:

<p><img src="chart.gif" alt="複雑な図" longdesc="chartdesc.html"/></p>

参考リソース

この参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。

検証

チェックポイント

  1. longdesc属性を指定したimg要素がある。

  2. longdesc属性の値が、存在するリソースの有効なURIである。

  3. URIで指定されたコンテンツには、関連付けられたオリジナルの非テキストコンテンツの詳しい説明が含まれている。

判定基準

注意: この実装方法が「達成基準を満たすことのできる実装方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの実装方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の実装方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。

日本語訳における注記:

この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。