WCAG 2.0 実装方法集

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G64: 目次を提供する

適用(対象)

全てのウェブコンテンツ技術

これは、次の達成基準に関連する実装方法である:

解説

これは、達成基準2.4.5の実装に十分なコンテンツを配置するための一連の実装方法の一つである。目次は、同じドキュメントの区分と小区分へのリンクを提供する。ドキュメントにある情報は、通常、階層的に構成され、順々に読まれることを意図している。まさに図書館にある多くの本にそれぞれ目次があるように、ウェブサイトの多くのドキュメントにも目次がある。

目次は次の2つの目的に役立つ:

目次はドキュメントの主要な区分だけを含むことが多いが、場合によっては複雑なドキュメントのより詳細な一覧を提供する展開された目次が望ましいかもしれない。

ドキュメントの区分は、同じウェブページに配置する、又は複数のウェブページに分割して配置することができる。目次は、ドキュメントを複数のウェブページに分割するとき、特に役に立つ。

目次とナビゲーション・バー又はサイトマップのような他のナビゲーション要素との間には違いがある。目次は同じドキュメント内の区分へのリンクを提供する。それらの区分は、同じウェブページに配置する、又は複数のウェブページにまたがって配置することができる。しかしいずれでも構想を完成させることができる。このことをさらに理解するために、複数の区分のあるハードコピーの本を考えてみよう。各区分は本に属する。図書館には多くの本がある。この例では「図書館」が全体のウェブサイトに相当する。

事例

事例 1

ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン 2.0には、ドキュメントの区分と小区分へのリンクの階層的なリストである目次がある。目次の階層構造は区分の構成を反映し、目次の各項目は、利用者をその区分に直接連れて行くリンクである。

事例 2

Using Accessible PDF Documents with Adobe Reader 7.0: A Guide for People with Disabilities【訳注:原文がリンク切れ。WCAGワーキンググループに確認中です。】の最初のページには、ガイドの区分を記載した目次がある。PDF version of the Guide for People with Disabilitiesには3ページ目にドキュメント全体のより詳細な目次がある。

参考リソース

この実装方法に関するリソースは、今のところない。

検証

チェックポイント

  1. 目次、又は目次へのリンクがドキュメントに存在する。

  2. 目次の見出しの文言及び順序が、ドキュメントのセクションの名前(見出しの文言)及び順序と一致する。

  3. 目次の各見出しが、ドキュメントの各セクションにリンクしている。

判定基準

注意: この実装方法が「達成基準を満たすことのできる実装方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの実装方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の実装方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。

日本語訳における注記:

この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。