WCAG 2.0 実装方法集

メインコンテンツへスキップ

-

G15: ツールを用いて、コンテンツが一般閃光閾値及び赤色閃光閾値を越えていないことを確認する

適用(対象)

あらゆるウェブコンテンツ技術

これは、次の達成基準に関連する実装方法である:

解説

一般閃光閾値と赤色閃光閾値を違反しているかどうかを検証する目的は、感光性の発作のある利用者が、発作を起こしそうなコンテンツに遭遇することなくウェブサイトを 閲覧できるようにすることである。警告を示すという方法もあるが、見逃すことも考えられるし、また子どもたちは警告があっても読めなかったり、 理解できなかったりするかもしれない。この実装方法を用いることによって、コンテンツのチェックができるので、一般閃光や赤色閃光の閾値を違反している場合は、 サイト上で用いないことにするか、あるいは閾値に反しないように修正する。

注記 1:特定の単純な閃光であれば用いることができる検証がある。例えば:

注記 2:その他の場合は、すべての要因を把握し、連続する時間単位で映像に適用するツールが必要である。

事例

参考リソース

この参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。

検証

チェックポイント

コンテンツが一般閃光閾値及び/又は赤色閃光閾値に違反していない。

  1. ツールを使って、一般閃光閾値や赤色閃光閾値を超えていない。

判定基準

注意: この実装方法が「達成基準を満たすことのできる実装方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの実装方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の実装方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。

日本語訳における注記:

この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。