WCAG 2.0 実装方法集

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G149: フォーカスを受け取った際に、ユーザーエージェントによってハイライトされるユーザーインタフェースコンポーネントを用いる

適用(対象)

ユーザーエージェントによって提供されるフォーカスのハイライトを用いる全てのウェブコンテンツ技術

これは、次の達成基準に関連する実装方法である:

解説

この実装方法の目的は、ユーザーエージェントのサポートにより、利用者が、フォーカス可能なコンポーネントを視覚的に識別できるようにすることである。フォーカスを受け取った際に、何らかの方法で標準的なコンポーネントを強調することはユーザーエージェントでは一般的である。UAAGのチェックポイント 10.2「選択状態の強調、コンテンツのフォーカス、活性の要素、訪問済みリンク」(英語)を満たす場合、UAAGに適合したユーザーエージェントでは標準的なコンポーネントは強調される。ユーザーエージェントがサポートしている標準的なコントロールをウェブ制作者が使用すれば、利用者は、フォーカスの置かれている場所を標準的で予測可能な方法で知ることができる。

事例

参考リソース

この参考リソースは、あくまでも情報提供のみが目的であり、推薦などを意味するものではない。

検証

チェックポイント

ウェブページ上のフォーカス可能な各コンポーネントに対して:

  1. そのコントロールにフォーカスを設定する。

  2. 何らかの方法でユーザーエージェントがコントロールをハイライトしている。

判定基準

注意: この実装方法が「達成基準を満たすことのできる実装方法」の一つである場合、このチェックポイントや判定基準を満たしていなければ、それはこの実装方法が正しく用いられていないことを意味するが、必ずしも達成基準を満たしていないことにはならない。場合によっては、別の実装方法によってその達成基準が満たされていることもありうる。

日本語訳における注記:

この文書の正式版は、W3Cサイトで公開されている英語の文書であり、この日本語訳には誤訳が含まれていることもありえます。なお、文中にある「日本語訳における注記」は、W3Cの原文にはないものであり、日本語訳監修者が追記したものです。